10月29日、エルサレムでマラソン大会が開催された。昨年の大会はコロナでキャンセルされ、今年は3月の予定であったが延期となり、10月の開催となったものである。
今年は海外からの参加がほとんどなかったが、それでも2万人が参加した。モシェ・リヨン・エルサレム市長も参加した。
コースは、10km、5km、1.7km、子供向け800mで、旧市街の周囲や中も走る。マスクをしている人はほとんどなく、通常にもどりはじめた様相である。
イスラエルでは、11月1日から、ワクチン接種済みなど、様々なきびしい条件つきではあるが、海外からの旅行者の入国も始める予定である。
www.jpost.com/israel-news/running-through-jerusalem-view-the-marathon-in-pictures-683474
*イスラエルのコロナ情勢
イスラエルでは、3回目ブースター接種を終えた人393万人(人口の42%)、2回終えた人572万人、1回終えた人622万人(人口の67%)。ワクチンを今も拒否している人は、65万人。
この条件の元、28日のデータでは、24時間感染者は851人と、連日1000人を切っている。陽性率は9月は8%あったが、今は、0.92%。現在発症している人は9030人と1万人を切った。重症者も減少を続けており222人。死者は28日、8人であった。(計8085人)
イスラエルでは、国内最大の保健期間HMOが、7月から9月にかけて調査した結果、3回目ブースター接種により、重症化を防ぐ率は92%とのデータを発表している。
政府は、2回接種後半年以上で3回目を受けていない人は、未接種扱いにするなど、3回目接種をするよう圧力をかけている。
また、アメリカのFDAが、5-11歳児へのワクチンを承認・推奨したことから、イスラエルでも子供達への接種がまもなく始まるとみられている。しかし、アシュ・コロナ担当は、感染拡大が、終わりかかっているため、子供への接種を控える親が多いのではないかとも語っている。
www.timesofisrael.com/israeli-study-covid-booster-shots-92-effective-at-preventing-serious-illness/