6月1日、エルサレムでは、これまでの最高となる、推定3万人ともみられる市民たちが、ゲイ・プライド・パレードに参加した。
エルサレムは宗教的な町であり、反対者も多い。極右政治家や、右派ユダヤ教団体の反対者たちは、パレードの遥か遠くからの訴えとされた。また、パレードでは司法制度改革に反対の表明もまざるなど、混乱もあったため、警察は2000人体制で警戒にあたった。
これに先立ち、警戒体制の下見に街を視察した極右のベングビル氏には、「恥!ナチスは出ていけ」などとの野次が飛んだという。
エルサレムのパレートでは、以前、テロで死者が出たことがあったが、今年は、そうした暴動もなく、スムーズにイベントを終えたとのこと。