11日、エチオピアからユダヤ人移民300人が到着した。12月に始まったエチオピアから2000人の移住者を受け入れるプロジェクト、「ツール・イスラエル作戦」の最後のグループ(9グループ目)である。
ベングリオン空港では、プニナ・タマノ・シャタ移住相(イスラエル史上初のエチオピア人女性閣僚)とユダヤ機関のヘルツォグ局長が迎えた。
この人々の到着は本来なら、大きな式典で迎えられるはずであったが、選挙前にネタニヤフ首相が支持者集めに利用する可能性があるとして、タマノ・シャタ移住相によって前日に中止が決定したとのこと。
なお、エチオピア移民は、2月にも302人が到着したが、この移住を助けたのは、ICEJ(国際くリスチャンエンバシー)であった。
int.icej.org/news/special-reports/icej-brings-300-ethiopian-jews-israel-despite-airport-closure
エチオピアでの内戦は激化しており、200万人が難民となっている。まだ700~12000人のエチオピア系ユダヤ人が、イスラエルへの移住を待ち望んでいるとのこと。
www.timesofisrael.com/some-300-ethiopian-immigrants-arrive-in-israel/