カイロで、暫定政権のイブラヒム内務相の車列が爆弾テロに襲われ、少なくとも2人が死亡。多数が負傷した。すでに暗殺計画が予期されていたため、イブラヒム氏自身は防護車に乗っていて無事だった。しかし、護衛の車3台が吹き飛ばされる大爆発だった。
ムスリム同胞団は、暫定政権につくエジプト軍に指導者を次々に殺害、または逮捕され、今では弾圧されたような形になっているが、今回の爆弾テロについては犯行を否認している。
犯行グループはまだ明らかではないが、外国勢のイスラム主義グループではないかとみられている。今回のテロが、エジプトでの新たな暴力への始まりではないかと懸念されている。