<イギリス人人質斬首>
イギリスは、イラクに限るという制限付きで、アメリカ主導のイスラム国攻撃に参加すると議会が承認したが、イスラム国は、予告通り、人道支援活動スタッフのイギリス人アラン・ヘニングさんを斬首する映像を流した。
ヘニングさんは、昨年、家族とのクリスマスを返上してシリア難民を助けようとしてシリアに入っていたボランティアだった。多くの人が殺さないよう訴えていた。彼の死は、アラブ諸国の間で、イスラム国への怒りを喚起している。
<トルコが連合参加を決定>
トルコは、先月、人質49人を取り戻したこともあり、アメリカのイスラム国撲滅作戦に参加すると発表した。これにより、連合軍は、トルコ領内の空港を使えるようになった。
先月、シリア北部のコバネからクルド難民15万人がいっせいにトルコ領内に逃れて来るという事態になった。
トルコはこれを助けず、クルド人が攻撃されるままに放置したとも言われる。コバネは、今もイスラム国が占領し、空爆が行われている状態である。
今後、アメリカに協力した場合、クルド人を助けなければならないという複雑な立場にある。
<日本も参戦する!?>
朝日新聞によると、阿部政権は、集団的自衛権の解釈変更を受けて、自衛隊の活動範囲を制限する「周辺事態」を削除するという。つまり、日本も米軍に協力し、シリアやイラクなどへ自衛隊を派遣する可能性が出て来たということである。正式発表は8日の予定。
ところで、日米安保条約の取り決めで、日本は独自の戦闘機を製造しないことになっている。しかし、日本はその規定を廃止し、独自の戦闘機作成を目指しはじめていると、海外のニュースのいくつかがとりあげていた。
asia.nikkei.com/Business/Trends/Japan-again-looks-to-get-domestic-fighter-jet-off-ground