イスラエル銀行総裁とは日本でいえば日本銀行総裁。これまでスタンレー・フィッシャー氏が長年務めてきたが、今年6月に退任。
後任にヤコブ・フランケル教授が指名されたが、2006年、香港での万引きの疑い(誤解だったが)を引き合い煮出されて辞退。
次に同じく教授でバンク・ハポアリムのレオ・レイダーマン氏が指名された。しかし、レイダーマン氏は、いったんは受諾したものの、就任数日前の今日、突然、辞退を表明した。
実は、フィッシャー前総裁の下で、副総裁を務めてきた女性のカルニット・フラッグ氏という適任者がいるにも関わらず、別の人を指名しようとしてきたのである。フラッグ氏は新総裁がだれであれ、副総裁としてサポートすると表明している。