イランとオマーンに挟まれ、ホルムズ海峡に近いオマーン湾で、25日、イスラエル船籍の貨物船(旗じるしはバハマ)で、爆発が発生した。被害はさほど大きくはなかったが、急遽ドバイの港に向かったとのこと。乗組員28人に被害はない。
Various photos circulating of the damage to the HELIOS RAY corroborate reports from two U.S. defence officials cited by AP of two holes in the port and starboard sides of the vessel (four total), just above the waterline. Signage shows damage at deck 3 level. pic.twitter.com/5PweU95UxT
— Ambrey Intelligence (@Ambrey_Intel) February 26, 2021
船は、ヨーロッパから車両を、ペルシャ湾沿岸の国々に配送し、ホルムズ海峡から出て、シンガポールに向かうところだった。爆発が発生したのは、2019年に、イランが複数の軍事行動海域でもり、近くにはバーレーンに駐留するアメリカ海軍もいる。
今の所、海に設置された機雷に当たったとみられているが、昨日、アメリカが、シリアの親イラン武装組織を攻撃した直後であるだけに、イランが背景にいる可能性は否定できない。今後の調査でさらに明らかになってくるものと思われる。
www.timesofisrael.com/explosion-hits-israeli-owned-cargo-ship-in-gulf-of-oman-no-injuries/