政治が動かない中でも、治安問題に容赦はない。
<南部情勢>
28日(土)、イスラエル南部、シナイ半島との国境近くの町、ブネイ・ネツァリムのシナゴーグ近くに停車中の車に、戦車砲が直撃した。幸い、負傷者はなし。戦車砲は、シナイ半島で、ISと戦っているエジプト軍のもので、誤砲であったとみられている。
ガザ国境の金曜デモも、もはやニュースにもあまりならないぐらいだが、今も毎週続けられている。今週もデモには7000人が参加。パレスチナ人1人が死亡。28人が負傷した。
www.timesofisrael.com/palestinians-say-28-injured-in-riots-along-gaza-border/
こうした中、ガザ情勢を懸念するエジプトの代表団が27日、選挙後初めてネタニヤフ首相を訪問したとのこと。内容は不明だが、エジプトが、イスラエルとハマスを仲介した回数はこれまでに10回に及んでいる。
www.timesofisrael.com/egyptian-delegation-said-to-make-secret-visit-to-israel-fearing-gaza-flareup/
別件と思われるが、Yネットによると、イスラエルとハマスは、ガザ内部にアメリカの個人からの寄付で、ガザ北部に大きな総合病院を建設することで合意したという。診療科目は16に及び、今後ガザからエジプトやイスラエルへ出て治療を受けることのないようにするのが狙い。
大型のトラックで、建設物資がすでに運び込まれたもようである。
www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-5596804,00.html
<先月のテロ:PFLPの3人を逮捕>
先月、西岸地区の泉に、父と兄と3人で訪問していたリナ・シュネーブさん(17)がテロリストに殺害された事件。イスラエル軍は犯人の捜索を続けていたが、土曜、西岸地区祭中のPFLP(派rスチナ解放人民戦線)の3人を逮捕した。
3人はラマラ在住のサミール・アルビッド(44)、カッサム・シャバイ(25)、ヤジン・マジャマス(25)