タイの仏教の僧院にイスラエル人(ユダヤ人)の12才の少年が1人で滞在していることがわかった。少年は、オレンジの僧服を着て僧侶たちと一緒にいたところ、イスラエル人旅行者が来たのでヘブル語で話しかけたため、発見された。
少年は、血液の病気で2年前には骨髄移植も受けるという重病を抱える。少年の両親は、イスラエル南部に住む仏教徒で、タイの僧院には「いのちの力」を与える僧侶がいると信じ、少年を僧院に預けたという。
問題は12才の少年が1人でタイの僧院にいるということ。少年自身は「もう慣れたから帰らない。」と言っているようだが、未成年をこれほど遠方の僧院に1人で放置することが違法にあたる可能性もあるという。
当局は「仏教でやりたいなら、イスラエルでやればよい。または両親が一緒にタイにいるべき」と言っている。