イスラエルのユダヤ教正統派のチーフラビ・ヨナ・メッツェンガー氏が、収賄などの罪で逮捕され、先週から自宅軟禁となっている。
メッツェンガー氏自身は無罪を主張しているものの、こうした疑いがあるままでチーフラビの仕事は勤まらないとして、休職願いを提出。リブニ法務大臣は、これを受理する運びとなった。
イスラエルにはアシュケナジー(ヨーロッパ系)のチーフラビと、スファラディ(東方系)のチーフラビとチーフラビが2人いるが、今回汚職で摘発されたラビ・メッツェンガーはアシュケナジー。
政治家だけでなく、昔でいえば大祭司にあたるチーフラビまで汚職とはと、イスラエル市民はうんざりしている