<記録的な山火事:カリフォルニア州・ワシントン州・オレゴン州>
アメリカ西海岸、カリフォルニア州、ワシントン州・オレゴン州で発生している山火事。各地で、焼失面積過去最悪を更新しながら、まだ燃え続けている。3つの州ですでに26人の死亡が確認された。
カリフォルニア州では、今年に入ってからの山火事で東京都の4.2倍にあたる約9300平方キロメートルが焼失し、過去最悪を更新。消火には、イスラエルも含め、海外からも消防隊が応援に駆けつけているがまだ鎮火する様相はない。
サンフランシスコ、ベイエリアでは、9日、山火事の影響で、太陽が遮られ、昼間から空が不気味なオレンジ色に染まり、まるで世の終わりのようだと表された。
www.nikkei.com/article/DGXMZO63659110Q0A910C2I00000/
オレゴン州では、これまでに少なくとも5人の死亡が確認されているが、住宅地全体が焼失している地域もあり、まだ増えるとみられている。
こうした中、オレゴン州では、州内最大都市ポートランドに、炎が近づいてきたため、すでに4万人が非難。50万人に非難指示が出されている。オレゴン州のブラウン知事の10日の記者会見によると、それまでの2日間で消失した面積は、例年の2倍になっているとのことであった。
www.nikkei.com/article/DGXMZO63776250S0A910C2MM0000/
<猛暑から極寒の積雪へ:コロラド州>
上記3州より少し内陸に入ったロッキー山脈のあるコロラド州、デンバーでは、7日の気温が33度、別の地域では38.3度あり、こちらも山火事が続いていた。ところが、24時間後の8日朝には、30度以上下がって2度となり、吹雪の警報と注意報が出された。
www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/09/post-94391.php
www.cbsnews.com/news/colorado-weather-snow-winter-storm-after-record-heat/