アメリカで凶悪なテロ事件があいついでいる。以下は、新年に発生したテロ事件3件を時系列で提示した。
1)ニューオーリンズ州で車突っ込みテロ15人死亡・イスラエル人2人負傷
アメリカのニューオーリンズ州で、1月1日午前3時ごろ、新年を祝う群衆にトラックが突っ込むテロが発生。15人が死亡し、30人が負傷した。負傷者の中には、イスラエル人2人が含まれていた。
Video shows the moment the FBI says Shamsud Din Jabbar raced onto a packed Bourbon Street from Canal Street in a pickup truck with Texas plates and an ISIS flag. t.co/P0iWiTX30Z pic.twitter.com/hmeB1tUjpc
— FOX 8 New Orleans (@FOX8NOLA) January 1, 2025
運転手は、米国人で退役軍人のシャムスド・ディン・ジャバル(42)。犯行後、車から降りて警察に発砲したため、逆に殺された。トラックには、銃やパイプ爆弾とともに、遠隔爆弾のデバイスとともに、ISの旗があったとのこと。
監視カメラには、同時に爆発物を仕掛ける者も確認されており、単独ではなく組織的な犯行である可能性も指摘されている。
2)ラスベガス・トランプホテル外で車爆発・1人死亡
またラスベガスでは、新年1月1日の早朝8時40分ごろ、トランプ・ホテルの敷地内で、テスラ・サイバートラックという今、アメリカで人気の車が爆発した。この爆発で、車内にいた1人が死亡。7人が負傷した。
アメリカの警察は、ニューオーリンズとラスベガスのテロが連携していた可能性も否定せずに、捜査を進めている。
www.cnn.co.jp/usa/35227810.html
3)ニューヨーク・クイーンズのナイトクラブ外で銃撃テロ:10人負傷
1月1日夜11時すぎ、ニューヨーク州、クイーンズのナイトクラブ外で銃撃テロが発生。クラブの外で20人ほどが立っていたところ、4-5人の男が近づいて銃を30発ほど発射した。
10人が負傷した病院に搬送されたが、命に別状はないとのこと。
石のひとりごと
関連性はまだ明確ではないが、ハマスやヒズボラ、フーシ派といった、テロ組織が容認されると、世界的なテロが増えると、イスラエルは警告している。これらがその始まりでないようにと祈る。