ややこしいシリアとの国境前線状況 2014.6.5

シリアではここしばらく、イスラエル側ゴラン高原へのロケット弾やミサイルの着弾が続いている。昨夜は、迫撃砲2発が飛んできて、一時迎撃ミサイルが稼働し始めた。これは初めてのことである。しかし、空き地に落ちると計算されたため、結局、発射はされなかった。

シリアからは、その翌日の今日も、流れ弾と思われる砲弾が着弾している。

シリアでは、今週、大統領選挙が行われたが、シリア政府関係者によると、アサド大統領が88.7%を得票して続投を決めたと伝えた。ケリー国務長官は、「こんな結果は“Big Zero”だ。」と一蹴している。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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