冬の悪天候到来:南部で1時間に100mmの雨で冠水・下水流出も 2020.11.6

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イスラエルでは、日曜から月曜にかけて、今年一番の嵐が到来し、木曜から今日もまだ悪天候が続いている。ヨルダン川から死海へと続く90号線があちこちで冠水し、通行止めとなった。

雨は特に南部で多く降っており、エイラットでは、ハイカーを救出する事態にもなっていた。南部アシュドドでは、1時間に100ミリを越す大雨となり、車が水につかるなどの冠水被害が出た。

雨はまだ続いており、週末まで続く見込みとのこと。ガリラヤ湖では、4−5日にかけての24時間で、水面が2センチ上昇し、209.985メートルとなった。

ガリラヤ湖の水位については、昨年の51年ぶりとなる記録的な大雨で、水位は19.5cm上昇し、5年来の干ばつに終止符を打っていた。その後また干上がり、

イスラエルでは、例年より暑い10月を過ごしていたが、気温も急に下がり、エルサレムでは、日中17度、夜間13度となっている。

www.ynetnews.com/article/HkB9LmZKv

<雨で下水海がビーチへ流出:茶色の海でサーフィン>

この大雨で、テルアビブでは下水がいっぱいとなったため、街中へ流れることがないよう、市はこれを海へ流すよう指示した。すると、あらゆるゴミ、油、動物の死骸にいたるまでが、海に放出され、それらが全部ビーチに流れ着いてしまった。

このため、美しかったビーチは茶色になり、悪臭を放つようになっている。それでもサーフィンをする人もいたようだが、Yネットは、24時間で音連れた地獄だと書いている。

なぜこうなったかだが、市が、汚水を流す際に、フィルターを整備していなかったことが問題となっている。

www.ynetnews.com/environment/article/rye800cWFD

石堂ゆみ

石堂ゆみ

ジャーナリスト、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイド、イスラエル政府公認ガイドとして活動しています。 イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて18年。学校・企業・教会などで講演して15年になります。