上記、国会解散の発表の数時間前に、べネット首相は、別の記者会見を行い、トルコに忍び込んだイランの武装組織が、イスラエル市民を殺害、誘拐すると警告されていた件について、トルコとイスラエルは共同で、この脅威となる組織を複数摘発したと発表した。
その具体的な内容についての詳細の発表はなかったが、ベネット首相は、あわせて、協力してくれた、トルコのエルドアン大統領に感謝を表明した。
www.timesofisrael.com/bennett-israel-and-turkey-foiled-multiple-iranian-terror-attacks/
明日23日、ラピード外相がトルコを訪問する。トルコとイスラエルの関係は、民間レベルでのビジネスは続いていたが、政府レベルでの関係は冷え込んでいた。
しかし、最近、トルコのエルドアン大統領は、イスラエルに対する態度を柔軟化させている。5月には、チャブシオール外相が、イスラエルとパレスチナを訪問。以来、ラピード外相とチャブシオール外相は電話で、つながっており、今回のイランテロ組織の試みにおいても、両国の協力が可能であったと言われている。
明日23日、ラピード外相がトルコを訪問し、両国はさらに協力関係を拡大していくとみられている。
<イランの脅威は終わっていない>
トルコでのイランの脅威はなんとか抑えられたかもしれないが、イランのイスラエルへの敵意は相変わらずである。19日、エルサレムと、最南端エイラットで、ミサイル攻撃のサイレンがなったが、誤報であった。イランのサイバー攻撃が疑われている。
www.timesofisrael.com/cyberattack-suspected-behind-false-siren-alerts-in-jerusalem-eilat/