コロナが終わって戻ってきたパレスチナ人との衝突 2021.5.3

イスラエルでは、1日のコロナ感染者が13人でこれまでの最低を記録した。こうした中、以前のようなパレスチナ人との衝突も戻ってき始めている。

西岸地区でナイフ:パレスチナ人女性1人死亡

2日、西岸地区フサンのバス停で、パレスチナ人女性ファティマ・アル・ホロウブ(60)がナイフでイスラエル兵を刺そうとして接近。威嚇したが近づいてたため、イスラエル兵が上半身を銃撃し、倒れた。エルサレムの病院に運ばれたが、女性は死亡した。

西岸地区で銃撃テロ:ユダヤ人学生3人負傷

同じ日の2日夕刻、西岸地区北部ナブルス近郊で、ユダヤ人入植地イタマルに近い、タプアハ・ジャンクションで、走り去る車からバス停に向かっての銃撃テロが発生。バスを待っていたユダヤ人のイシバ学生3人(全員19歳)が負傷した。近くにいたイスラエル軍が、車に反撃したが、車は、ラマラ方面へ走り去ったという。

撃たれた学生のうちヤフダ・グッタさんと、ベナヤ・ペレツさんが重症で、ヤフダさんは救急車の中でCPRを続けなければならないほどだったという。イスラエル軍は直ちに道路を閉鎖し、捜査を開始した。

www.ynetnews.com/19b5e99e-e0ef-4f49-966d-eb216de9ccf6

パレスチナ自治政府のアッバス議長は、5月に予定されていた総選挙の中止を発表したが、イスラエルがエルサレムでの投票を許可しないからだと、責任はイスラエルにあると発言している。パレスチナ市民たちは、この選挙に期待していたことから、不満と絶望が広がり、ファタハ内部紛争や、ハマスの進出などが懸念されている。

www.timesofisrael.com/3-hurt-2-seriously-in-west-bank-drive-by-shooting-idf-searching-for-gunmen/

石堂ゆみ

石堂ゆみ

ジャーナリスト、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて18年。学校・企業・教会などで講演して15年になります。