ガリラヤ湖近くにも・北部への攻撃頻度増加中:イスラエル軍もヒズボラとシリア領内へ反撃 2024.2.26

ここしばらく、北部国境付近からガリラヤ湖周辺へのロケット弾やドローンによる攻撃が頻度を増している。昨日日曜には、2-4時間おきぐらいにサイレンが鳴っていた。幸い、すべて空き地に着弾。また、住民のほとんどは、避難しているので、人的な被害は報告されていない。

以下は、レバノン国境に近いキリアット・シモナ上空を飛来するヒズボラのロケット弾。ヒズボラは一連の攻撃を認めている。

www.timesofisrael.com/hezbollah-fires-rockets-drone-at-galilee-as-israeli-jets-pounds-southern-lebanon/

<ヒズボラ・シリアへの反撃:ヒズボラ2人死亡>

イスラエルも毎日反撃を行なっている。日曜、イスラエルは。シリアとレバノンの国境を走っていたトラックを攻撃し、炎上した。その後、ヒズボラが、そのメンバー2人がこの攻撃で死亡したと発表した。これまでに死亡したヒズボラは214人となった。

先週イスラエルは、シリアの首都、ダマスカスへの攻撃を行い、2人が死亡。イラン関連地域であったため、イラン人である可能性もあったが。イランはこれを否定した。イランは、今の所、できるだけこの戦争への直接関与を避けているとみられている。

www.timesofisrael.com/two-hezbollah-members-killed-as-israel-allegedly-strikes-syria-lebanon-border/

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。