イランとの直接対決危機、エルサレム統一記念日、アメリカ大使館のエルサレムへの移動、ガザ、西岸地区での暴動、国連でのイスラエル非難と様々なことが続いた。
一方、これと並行して、ユーロビジョン(ヨーロッパの歌謡コンテスト)に出場したイスラエル人アーティストネタ・バルジライさん(25)が優勝を飾り、国民的英雄として帰国。テルアビブでは14日、2万人に及ぶ祝賀コンサートが行われた。
続いて、19日はシャブオットの祭。危機的状況が迫る中であったが、今年も市民20万人が国立公園など屋外に出て楽しんだ。
総合的にみると、少なくとも今の所、イスラエルに有利な流れになっているようでもあるが、中東は、あっという間に流れが変わることがあるので、今後も油断なく、見守り、とりなす必要は続く。
以下に、それぞれの項目について、何があったのか、解説を試みると同時に、これからどうなるのかの展望について現地の報道から紹介する。