イスラエルの穏健派イスラムたちはテロや虐殺はイスラムではないと言っているが、世界的にみると、ISISこそ真のイスラムだとして、ISISに加わり、より残虐になるイスラム過激派グループが増えている。
ナイジェリアのボコ・ハラムというイスラム過激派グループは、先頃200人の女子中学生を誘拐したことで世界にその悪名を轟かせたが、最近、ISISに加わったと表明。その後、誘拐や、キリスト教会の爆破など、暴虐の限りを続けている。
27日には同じイスラム教徒が礼拝するモスクを爆破。120人が死亡したと伝えられている。犯行声明は出ていないが、手口はボコ・ハラムだという。爆破されたモスクは,ボコ・ハラムが、甘いイスラムだとして軽蔑していたモスクだった。
イスラエルに近いところでは、シナイ半島のテロ組織アンサル・ベイト・アル・マクディスもISISに加わったと表明している。
この組織は先月、エジプト軍兵士30人を殺害したグループで、エジプトは、現在もこのシナイ半島のテログループとの戦いを強化している。http://www.haaretz.com/news/middle-east/1.626539