シリア・イラクで前進し続けているイスラム国(ISIS)が、その残酷性にも関わらず、世界の若者を魅了しているが、イスラエルのアラブ人の若者からも、ISISに加わっている者がいることが徐々に明らかになっている。
すでに1人は、シリアでの戦闘に参加して死亡したとの知らせが家族に入っている。ある者は、妻と生まれたばかりの赤ちゃんを残してISISに加わっている。
この他、ナザレからの3人を含め30人ほどのイスラエル国籍アラブ人の若者がISISや、その他の過激な反政府勢力に加わっているとみられている。
<フランスからユダヤ人少女もシリアへ>
フランスの情報局によると、フランスから約100人の少女や若い女性たちが、シリア入りしているもよう。その中にユダヤ人の少女1人も含まれていることがわかった。
女性たちは、戦闘ではなく、主にはISISの戦闘員と結婚し、子供を産んで、イスラム国の繁栄をもたらすということでリクルートされている。http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/186028#.VDsWx6W9BCs
フランスからシリアへ渡った少女や女性たちは、主にはチュニジアなどアラブ諸国からフランスへ移住した本人か、その両親から生まれた娘たちがほとんどだという。
<激戦中のコバニ(シリアとトルコ国境)>
現在、アメリカと有志軍が空爆しているコバニだが、町の40%はISISに占拠され、危機的状況にあるという。すでに住民20万人がトルコ領内へ避難したが、町にはまだ数百人残っているとみられ、虐殺が懸念されている。
イラクでも、主なダムをめぐって激戦中。イギリスは地上戦を戦っているクルド人勢力に武器を補給し、イギリス軍兵士が地上で武器の使用法の訓練を行っている。しかし、イギリス軍兵士らは、戦闘には加わらず、1週間ほどで退散する予定。
イラク現地の地上軍は、アメリカに地上軍を派遣するよう、懇願しているという。