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ガザで時間稼ぎ:勢力を伸ばすハマス
ガザでは、停戦が開始されてから3週間になる。イスラエル軍はイエローラインまで撤退した後は、その外の地域で、ハマスが支配力を強めており、ガザの反ハマス部族を公開処刑する様子も伝えられていた。
また、CENTCOM(アメリカ中央軍)は、ドローンが捕らえた、搬入される人道支援物資をハマスが横領する様子を公開した。トラックの運転手を中央分離帯まで追い出して、トラックごと横領している。
www.centcom.mil/MEDIA/VIDEO-AND-IMAGERY/VIDEOS/videoid/985788/dvpmoduleid/37619/dvpTag/CENTCOM/
ハマスが人質の遺体を、3週間経ってもまだ返還を終えていないのは、時間稼ぎをして、勢力を整えようとしているとみられている。
トランプ大統領が国連安保理に国際ガザ駐留軍(ISF)派遣草案作成
こうした中、トランプ大統領は、今後ガザをどうするか、国連安保理で採択する草案をまとめたとのこと。
それによると、ガザでの停戦を監視する国際監視団、ISF(International Stabilization Force)を立ち上げ、2年を期限に、ガザ内部に配置する。ISFは、アメリカと、協力する国々の軍からなる組織である。
この監視団は、ハマスの武装解除を通して、ガザ全体の非軍事化をすすめることで、ガザ地区の安定を図るとしている。
また、ガザとエジプト、ガザとイスラエルの国境を監視して市民の安全を図り、人道支援拠点となる。また将来に向けてパレスチナ人による警察を訓練することが含まれている。
また、国際法関係者を含む暫定的な管理組織を立ち上げて、ガザ再開発に向けた包括的な計画の枠組みを立ち上げる。
パレスチナ自治政府が、汚職にまみれて崩壊しつつある今の体制に十分な改革がなされたと認められるまで、その組織が運営を続けるとしている。
石のひとりごと
ハマスを見ていると、どこまでもイスラエルに反発しようとしている。ガザ市民を痛めつけるだけでなく、自分自身をも痛め続けている。背後に、主に反発しつづけるサタンの影があるといえる。
それに対して、いろいろな計画も試みられている。いずれにしても、主の名前がついているイスラエルが、ハマスに負けることはない。
それがどのように実現するのか、私たちは、ガザが、この主に属さない悪から解放されることを祈るとともに、それがどのように実現するのか、見守っていきたい。
私たちにではなく、主よ、私たちにではなく、あなたの恵みとまことのために、栄光を、ただあなたの御名にのみ帰してください。
なぜ、国々は言うのか。「彼らの神は、いったいどこにいるのか」と。私たちの神は、天におられ、その望むところをことごとく行われる。・・・
イスラエルよ。主に信頼せよ。この方こそ、彼らの助け、また盾である。アロンの家よ。主に信頼せよ。この方こそ、彼らの助け、また盾である。主を恐れる者たちよ。主に信頼せよ。この方こそ、彼らの助け、また盾である。(詩篇115:1―11)
人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成る」 箴言19:21
