今年はアゼルバイジャンで開かれているユネスコの会議。日本では、大阪の仁徳天皇陵などの古墳群が、世界遺産に登録されたとニュースをにぎわしている。ユネスコはまた、イラクのバビロンなど34カ所を世界遺産に登録した。
バビロンは、紀元前2000年にまでさかのぼるメソポタミア文明で、バベルの塔、イシュタル門、世界7不思議の一つでもある空中庭園などで知られる。バグダッドから南100キロのユーフラテス川周辺の広大な遺跡である。
この地域は、紛争地帯で、サダム・フセインが近くに宮殿を建てるなどして、脆弱な状況にはあるが、イラクの要請で、世界危機遺産としては登録されなかった。
www.bbc.com/news/world-middle-east-48888893
<石のひとりごと>
聖書は、宗教のいわゆる教えの書ではない。聖書は、実際に存在した地球上の国々や場所、歴史で実在した国や人々の記録である。その実在の歴史を通して、天地創造の神はどういう神なのか、その神の前に、人間は何者かを示しているのが聖書である。
聖書考古学の発見は、聖書が実在のことがらを記しているのであり、真実であることを裏付ける物証ということである。