BBCのハードトークでは、ISISの攻撃を受け、1年半後、命からがら逃げて来た若いヤジートの女性をインタビューしていた。母も兄弟たちも殺されたとする彼女の話は、想像を絶する恐怖で、あまりの悪にしばらくショックに陥るほどだった。
この女性は、ヤジードで、クリスチャンではないが、決してイスラムの強制改宗には屈しなかったという。性的ジハードだといって集団レイプされている中でも、自分の神を信じたと語っていた。そこまでになっても信仰は失わないと証する姿に、本物の「苦しみ」の壮絶さを思わされた。
彼女は、顔を隠す事もなく、シリアで何が起きているのかをはっきりと証し、世界はISISを止めなければならないと訴えた。しかし、その後、泣き出して、「国連でもどこでも証してきた。でも何も変わらない。見捨てられたような気がする。」と崩れた。
Hardtalk:ナディア・ムラッドさん(イギリス在住の方は見られます)
www.bbc.co.uk/iplayer/episode/b0728jkb/hardtalk-nadia-murad-yazidi-activist
ISIS支配下の暮らし:http://www.bbc.com/news/magazine-35728424
私たちには「祈り」という最大の武器がある。シリアで苦しんでいる人々のために、この悪にきわまるISISの前進が止められるようにととりなすことの急務を知らされた思いがした。
あなたがたひとりだけで千人を追うことができる。あなたがたの神、主ご自身が、あなたがたに約束したとおり、あなたがたのために戦われるからである。(ヨシュア記23:10)