イスラエルのアラブ人地域が一斉デモ・暴動 2015.10.10

www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4709051,00.html 

10日、夕方から夜になり、全国、複数のイスラエルのアラブ人地域で、パレスチナ人に同調するデモが発生し、暴動となった。

上記アフラの中央バスステーションで、女性イスラム教徒のテロリストが治安部隊に撃たれたビデオへのリアクションとみられている。

デモと暴動が発生したのは、ナザレ、カナ、サクニン、ウム・エルファハン(北部)とタイベイ(中央)、旧市街を含む東エルサレム。

北部の町々では、アラブ人の群衆が、パレスチナの旗を掲げて、イスラエルに怒りを訴えた他、マスク姿の若者たちが、道路を封鎖し、治安部隊に石や火炎瓶を投げつけ、タイヤを燃やすなどして治安部隊と衝突。複数の逮捕者が出た。

上記のような暴力的な衝突は、エルサレム旧市街イスラム地区、オリーブ山でも発生した。

マスクをして治安部隊に投石するアラブ人たちの中には、女性たちも含まれていた。Yネットによると、マスク姿の女性は、「イスラエルの警察や政府の犯罪に対する戦いには私たちも参加する。」と言っている。

また別の女性は、「明日撃たれるかもしれないけど、勝つまで戦いは続ける。石で目標を達することができる。」と言っている。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

コメントを残す

*