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25日朝、ネパールで発生した地震。25日午前3時(日本時間)の時点で約1500人の死者と報じられている。
地震発生時にネパールにいたイスラエル人は、トレッキングのバックパッカーなど数百人とみられる。多くはカトマンズのユダヤ教組織ハバッド・ハウスにのがれ、その後、イスラエル大使館で保護されたが、まだ約250人ほどと連絡がとれていない。
息子がトレッキングに行っていたという父親によると、息子とともに少なくとも13人が、完全に破壊された村にいた可能性がある。
また、今回、代理母からの赤ちゃん25人の引き取りのためにゲイ・カップルなどが、ネパールに行っていた。赤ちゃん25人のうち9人が未熟児で生まれており、危険な状況にあるという。
イスラエル外務省は赤ちゃんたちを救出する方向で検討している。しかし、これらの赤ちゃんはネパール人の母親から生まれているため、基本的にネパール人である。イスラエルに連れてくるためには、DNA検査をして、父親(精子提供)が確かにイスラエル人であることを確認してからになるという。
いずれにしても、ネパールの空港はまだ閉鎖されたままであるため、イスラエルからの救出にはまだ迎えない状態。イスラエル軍は、ネパールでの人道支援に向けて、今夜、先遣隊を派遣する。