イスラエルの攻撃か:ヒズボラとイラン兵士12人死亡 2015.1.20

www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4616860,00.html

19日、イスラエル軍とみられるヘリコプター、もしくはドローンが、ゴラン高原のシリア側で、走行する車に向かってミサイル2発を発射。ヒズボラの軍事指導者ジハード・ムグニエ(25)を含むヒズボラ戦闘員6人と、イラン革命軍兵士6人が死亡した。

ジハード・ムグニエは、2008年にイスラエルに暗殺されたヒズボラのカリスマ軍事司令官イマド・ムグニエの息子である。この件については、ヒズボラは今もイスラエルに対する深い恨みをもっている。その息子がまたイスラエルに殺されたのである。ヒズボラは、ただち報復すると警告した。

イスラエル軍からの正式な発表はないが、諜報機関によるとゴラン高原で重大なテロを計画していたとみられる。
www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/190132#.VL2f06W9BCs
 
19日、ジハード・ムグニエの葬儀が行われ、群衆が「イスラエルに死を」と叫んでいる様子が伝えられている。他の5名の葬儀は20日に行われる。イランは19日、司令官1人を含む革命軍兵士6人が、死亡したことを確認したと発表した。
www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4616784,00.html

ヒズボラは、シリア内戦に加勢しているため、イスラエルとの全面戦争は避けると見られるが、ヒズボラがイスラエルに向かって配置しているミサイルは10万発に及ぶ。

イスラエルは、北部シリアとの国境付近に迎撃ミサイルを配置した。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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