中東情勢が悪化している中、法王フランシスが、トルコを訪問した。トルコは、政治的には世俗派だが、99%イスラムの国。最近、エルドアン大統領が、めだってイスラム化を進めているところである。トルコはカタールとともにハマスを支援している。
法王は、キリスト教を含むすべての宗教に過激派がいることを認め、それらと戦うために、中東において、宗教間対話を進めることが大事だと考えている。トルコを訪問したのもその目的の一環。
法王フランシスは、イラクに行くことも希望しているが、ISISが法王の暗殺を計画しているという情報もあり、バチカンが、それを許さないという。
法王は、「私の命がねらわれていることは知っている。すべては神の御手にある。」と語っている。
法王フランシスは、バチカンにおいて、イスラエル・メディアのインタビューを受けた。フランシスは、中東のキリスト教会は、いまや初代教会の迫害よりも激しい迫害にあっているとの認識を語った。
エルサレムのシナゴーグでのテロについては、宗教を利用しているとして厳しく批判した。また、キリスト教はユダヤ教に基づくものであるという認識も改めて語っている。
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