ガザ再建への一歩!? 2014.9.17

イスラエルとパレスチナ自治政府は、国連の仲介で、ガザ再建への一定の合意に達した。それによると、パレスチナ自治政府の監督の元、セメントを含む建材物資がガザへ搬入される。 http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4571861,00.html

ガザでは国連の監視団が入り、セメントなどが、トンネルのみならず、ハマスの司令塔などの建築に使用されないよう監視する。ガザ再建にかかる費用は78億ドルとパレスチナ自治政府は試算しているが、これについては10月12日、エジプト主催で国際会議が開かれる予定。

<ガザからエシュコル地方へ砲撃>

ガザ再建への努力が始まる中、16日、ガザからイスラエル南部エシュコル地方への砲撃があった。空き地に着弾したため、被害はなかった。

ハマスは、砲撃を行ったグループを逮捕し、仲介者を通して、「ハマスは停戦を守る。犯行グループは逮捕した。」とイスラエルに伝えて来た。イスラエルは、「口だけかどうかをみきわめる。もし口だけなら、イスラエルは報復に出る。」と釘をさしている。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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