お粗末だった!?イラク軍 2014.6.15

www.bbc.com/news/world-middle-east-27838435

ISILに攻撃されているイラクだが、強大な軍を持っていた。兵力は19万3400人、警察官は50万人。防衛予算は年間170億ドル。そこへアメリカからの支援が13億ドルある。これをもってアメリカは、イラク軍に治安管理を任せて、2011年に米軍を完全撤退させたのである。

ところが、ISILが来ると、イラク軍兵士は、モスルはじめ各地で戦わないまま逃走してしまった。しかし、ISILの戦闘員は3000-5000人なので、戦力はイラク軍の方がはるかに上だったのである。

イラク軍がこの状態であるため、バグダッドでは、ボランティア兵士が募られ、戦闘準備が進められている。

現在、アメリカの空母がペルシャ湾に向かって移動中で、オバマ大統領は、介入するかどうか数日の間に決定すると伝えている。ただし、介入があるとしても、再び地上軍を派遣することはないとの方針である。

オバマ大統領は、基本的に「イラクのことはイラクで解決すべき」との考えだが、そのイラク軍がどうもあてにならない以上、再び大きな決断にせまられた形だ。

<アメリカとイランが協力する!???>

イランの一部の革命軍がすでにイラク入りしていると伝えられていたが、イランのロウハニ大統領は、これを否定した上で、「イラクからの要請があれば、援軍を派遣する用意がある。」と語った。

アメリカとの協力については、「アメリカが事を起こしてからの話だ。」と語り、今現在の協力はないとみられる。しかし、将来にその可能性があることも含んだ言い方になっている。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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