headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140515-00000557-san-cn
ウクライナ問題で、欧米とロシア、東西対立がいよいよ明確になっている昨今だが、日本も無関係ではない。
日本と中国との関係は、尖閣諸島をめぐって悪化の一途をたどっている。その中国とロシアが、あてつけるように、緊密な関係をアピールし、日本に対する挑発とさえ思われる行動に出ている。
16日、対馬海峡をロシア艦隊6隻が通過(日本の領海には入っていない)。20日には中国とロシアが、尖閣諸島西北地域の東シナ海で、大規模な共同訓練を行うことになっている。http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140516-OYT1T50084.html?from=ytop_main1
また、今月20,21日には、中国の上海で、46カ国が出席する「アジア信頼醸成措置会議」が行われる。議長国は中国で、ロシアのプーチン大統領、イランのロウハニ大統領、国連のバンキムン事務総長も出席する。
会議中には、中国とロシアの首脳会談が行われ、共同声明に署名すると発表している。
ところで、この会議だが、アメリカと日本はオブザーバーで、正式な加盟国ではない。ここでも東西の冷えた関係がきわだっている。
先日、ネタニヤフ首相が、イランが北朝鮮にミサイルと核の技術を提供しているとして、今後、イスラエルと日本は緊密に連絡を取り合う事で合意したと言っていたが、日本は、今のところは、アメリカとイスラエルの陣営に立っているということのようである。
ウクライナ問題が注目される中、実は日本と中国の方が、東西対立の火種になる可能性が高いという分析もある。