ナイジェリア女子学生救出にイスラエルの専門家チーム派遣 2014.5.14

ナイジェリアで女子中学生200人以上が拉致された事件。女子学生のほとんどはクリスチャンだという。

犯行声明を出したイスラム過激派のボコ・ハラムは、女子学生たちにイスラム教のヒジャブを着せて、コーランかなにかを読ませているビデオを流し、「彼女たちはイスラム教徒になった。」と伝えた。

現在、ボコ・ハラムは、女子学生たちとナイジェリアの刑務所にいるボコ・ハラムのメンバーとの交換を要求している。

ネタニヤフ首相は11日、女子学生たちの救出に協力すると表明。ここ数日の間にイスラエルの専門家チームがナイジェリア入りする予定になっている。

イスラエルはこうした事件の解決のエキスパートだが、事件発生からすでに1ヶ月が経過しており、初期ならば解決できたようなことも、不可能になっていると認識してもらいたいと若干、悲観的。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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