水曜、イギリスからデービッド・キャメロン首相がイスラエルを2日間の予定で訪問中。国会で演説を行った。
キャメロン首相は、イスラエル・ボイコットには断固反対するとの意思を表明。イスラエルへの支持と、両国の友好関係をアピールした。
また、ちょうど訪問中にイスラエル南部がガザから攻撃されたことを受けて、「野蛮な行為」と強いことばでパレスチナ人の挑発行為を非難した。
しかし、パレスチナ人のテロ活動と西岸地区での入植活動を並列にし「これらが平和の実現を妨害する行為」と語った。
<イスラエルから学ぶ”バラガン(無秩序)”キャメロン首相>
国会にキャメロン首相を迎えるにあたり、国会スポークスマンのユリ・エデルステイン氏は、野党議員に対し、「外国のVIPがいるのだから、途中で退室して失礼なことにならないよう」と協力を求めていた。
しかし、この日、正統派の徴兵を定めた法案が可決したため、正統派正統シャスなど野党議員らが、キャメロン首相の目の前、ネタニヤフ首相スピーチ終盤で、退席するにいたった。
キャメロン首相は「イスラエルの国会はイギリスと同様に民主的だということだ。聞いていたとおり、ここでヘブル語「バラガン(混乱・無秩序)」を学べた。」と余裕のスピーチだった。
キャメロン首相は、木曜、パレスチナ自治政府を訪問予定。