昨日、ニューヨークで行われている国連人権保護団体の会議では、人権無視の疑いがあるとして上げられている10項目の採択をとった。そのうち9項目がイスラエルである。結果は賛成160、反対6、棄権5と、圧倒的にイスラエルを非難する決議となった。
その直後である。公式の国連通訳が、スイッチを間違えて、「10項目全部がイスラエルとパレスチナに関すること?これはちょっとひどいんじゃない?。それだけじゃない。他に、本当にもっと悪いこともおこってる。それについては誰も何も言わない・・・」とだれかと不満げにしゃべっているのが、出席者全員に聞こえてしまった。
ネタニヤフ首相は「通訳の女性が、問題にならなければよいが。万が一問題になれば、イスラエルが彼女に仕事を保証する。時に偽善が一瞬にして明らかにされることがあるが、これはその一例だった。」とコメントしたという。