<日本、沖縄にパトリオット配備>
ミサイルというものが日本にも無関係ではなくなってきた。北朝鮮は近日再び衛星打ち上げを行うと発表。実は弾道ミサイルの発射実験であるとの見方が強い。(発表によれば10-22日の間だが、早まる可能性もある)
日本は、ミサイルの発射を控えるよう、北朝鮮に要請した上、万が一国内に落下する場合に備え、沖縄にパトリオット迎撃ミサイルを配備した。パトリオットは20-35キロ圏内に侵入するミサイルを迎撃することができる。
韓国は、アイアンドームを含むイスラエルの迎撃ミサイルを導入しつつあるという。(イスラエル政府プレス関係者談話)
<トルコとシリア国境にパトリオット配備>
シリア情勢がますます悪化している。4日、シリア政府軍が学校を攻撃し、少なくとも40人の子供たちが死亡した。
同じく4日、シリア政府が、化学兵器サリンを準備しているもようとの情報を受けて、世界にも緊張が走った。
アメリカのオバマ大統領はシリア政府に対し「もし、化学兵器を使用したら、すぐに対処する。」との釘をさす声明を発表した。
同じく4日、NATO(北大西洋条約機構)は、トルコとシリアの国境にパトリオット迎撃ミサイルを配備することを決めた。パトリオットはミサイルだけでなく、戦闘機をも撃ち落とす能力がある。
ここ一月以内に配備されるとみられるが、これに伴い、アメリカ、ドイツ、オランダ軍の兵士300-400人がトルコ国境に駐留することになる。NATOは、これが防衛目的であることを繰り返した。