14日、ハマス軍事部トップで、おそらく最大の影響力があるとみられるアフマド・ジャバリがイスラエル軍によるピンポイント爆撃で死亡した。ジャバリはシャリート兵士返還の時の責任者だったことでも知られる。
これについて、イスラエル国防軍のガンツ参謀総長が、ガザのテロ組織指導者たちを空軍によって殺害するという作戦”Operation Cloud Piller(雲の柱作戦)”を始めたことを明らかにした。
これは、ガザのテロ組織に壊滅的な打撃を与えるため、指導者だけをねらっていくという作戦だ。ハマスのジャバリに引き続き、イスラム聖戦の指導者も殺害されたとの情報もある。
イスラエル軍によると、ガザでは、テルアビブまで届くミサイルの発射地など、これまでに20のターゲットを空爆している。
13日、ネタニヤフ首相は「報復の”時”を判断する。」と言っていたが、その”時”が開始されたということである。イスラエルは必要であれば大規模な地上作戦に発展させる可能性もあると言っている。
<ガザからの反撃>
ハマスは、「地獄のフタが空いた。」と言い、イスラム聖戦は「イスラエルはガザに宣戦布告した。」と言っている。14日17時頃、アシュケロンに向けてミサイルが2発撃ち込まれている。