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エルサレム旧市街ユダヤ人地区にクラスター爆弾破片着弾:負傷者なし
イスラエルとアメリカがイランとヒズボラへの攻撃を強化する中、イランは、イスラエルや中東諸国への攻撃をエスカレートさせている。
3月20日(金)、イランは、イスラエル中央地域に向けて、多数のミサイルを発射した。少なくとも3発はクラスター爆弾だった。

エルサレムでは、5回もサイレンが鳴り、人々がシェルターに駆け込む中、午後4時10分、安息日前の旧市街、噴門の上空で迎撃されたミサイルの破片が、ユダヤ人地区の駐車場近くに落下。爆発し、道路脇に大きな穴が空いた。
もう少しずれていたら、建物や駐車場に被害が及んでいただろう。負傷者なしというのはまさに奇跡であった。
また、現場地点の坂を降りたところ、約400メートル先には、嘆きの壁があり、その上は、神殿の丘である。もしそうした場所に被害が及んでいたら、また別の問題に発展していた可能性もあった。
数時間前にラマダン最終日に祈りに来たアラブ人と治安部隊が衝突
この数時間前には、旧市街の外で、ラマダン最後の日、エイード・アル・フィトレの祈りを捧げよつおするイスラム教徒たちと警察の間で衝突が発生していた。通常なら10万人が集まる日である。
しかし、イスラエル政府は、イランとの戦争が始まった2月28日以来、エルサレム旧市街については、住民か店のオーナー以外の出入りを禁じている。
さらに、3月6日からは、嘆きの壁(ユダヤ教)、神殿の丘のアルアクサモスク(イスラム教)、聖墳墓教会(キリスト教)と、すべての聖地も閉鎖している。集会については、いかなる場所でも屋内は100人以下、屋外は50人以下なのである。
このため、ラマダン最終日に無理やりにでも、神殿の丘に入って、アルアクサモスクで祈ろうとしたイスラム教徒と警察が衝突したのであった。一人が逮捕されていた。
最終的にヘロデ門近くで祈る結果になっていた。ミサイル着地地点にもそう遠くない地点であった。
なお、エルサレムでは、5日前にも迎撃ミサイルの破片が落下して、懸念が広がっていた。
石のひとりごと
午後4時過ぎで、こんなところに着弾したのに負傷者がなし、というのは奇跡である。世界中の祈りとともに主の守りであったとしか思えない。
個人的にな話だが、エルサレムは、私にとっては市というよりは、一人の人、強いていうなら女性のイメージがある。エルサレムは、その中で人々がいつも争っていることに心を痛めている・・という感じだった。
それがミサイルでも傷つけられた。なんともエルサレムが泣いているようで、心が痛む思いである。
