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ホルムズ海峡封鎖がもたらす世界的物流危機
イランがホルムズ海峡を封鎖したことで、原油はじめ、肥料などの世界への配送ができなくなり、世界経済から食糧問題(肥料)にまでに非常に深刻な影を落としている。
原油が配送できないということは、産油国はその分を備蓄に回さなければならない。しかし、備蓄施設がそうたくさんあるわけではない。すでに原産国のサウジアラビアや、UAEでも最大級ルワイス製油所が操業を停止を余儀なくされている。
一旦停止された場合、停戦になってもすぐに生産再開は難しい。ホルムズ海峡に敷設された機雷の除去にかかる時間も含め、元に戻るまでには時間がかかる。戦闘が長くなれば長くなるほど、回復には時間がかかり、その影響は大きくなる。
特に日本は、輸入する原油の90%以上がホルムズ海峡を通過しているため、3月末から4月初頭には、原油がほとんど入らない状況に陥る。
高市首相が、ただちにガソリン価格への補助を発表したが、ガソリンはすでに200円/リットルに近づいている。石油製品の不足も予想され、物価高が避けられない見通しとなっている。
こうした中、アメリカが、13日(金)イランの至宝とも言われる経済源、石油輸出関連施設があるカーグ島の軍事施設を攻撃し、ホルムズ海峡の開放を要求した。
しかし、イランは、ホルムズ海峡封鎖継続と、湾岸諸国への石油施設攻撃も進めており、原油供給の危機は深まる一方である。
www.nikkei.com/article/DGXZQOGR11C3Q0R10C26A3000000/
日本はどうする!?トランプ大統領は日本含む国々にホルムズ海峡へ護衛艦船派遣期待と
ホルムズ海峡の通過については、今後、軍事的にタンカーを保護するしかない。トランプ大統領は、アメリカが護衛艦を派遣すると言っていた。
しかし、その後、日本、中国、韓国、イギリス、フランスなど、ホルムズ海峡経路の輸入に関連する国々が艦船を派遣し、アメリカに協力することへの期待を表明した。
さらに、日本は、高い機雷除去技術を持っているため、自衛隊の派遣を期待されている可能性もある政府の中では、合法的に自衛隊を派遣することはできるのかなど、難しい論議が始まっている。
高市首相は、来週19日(木)に、ワシントンでトランプ大統領と会談することになっている。これらの件について、押される可能性がある。
日本はアメリカと同盟国ではあり、イランへの制裁に参加して、今はイランからの石油輸入はしていないが、イランとの関係は悪くない。両者の間にある日本。どういう立場を取るのか、非常に難しいところである。
日本の防衛問題もじわじわからむ?
これとは別問題だが、トランプ大統領は、カーグ島へのさらなる攻撃もありうると語り、その後、上陸が可能な戦艦USSトリポリと、水陸両方アメリカ軍海兵隊(MEU)2200人が追加で派遣した。
これらは、日本(沖縄)に米軍基地に駐留していた部隊だった。
その翌日の14日(土)、北朝鮮が、金正恩総書記とその娘が同席する中、日本海に向けて、「600ミリ超精密多連装ロケット砲」約10発の発射実験を行っていた。たまたま同時期だったのだろうが、なんとも不気味なタイミングだった。
イラン問題が、日本に直接関わる事態になりはじめている。
www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1509N0V10C26A3000000/
石のひとりごと
日本の今後を思うと、心が騒いでしまう。この時期にトランプ大統領に首脳として会いに行く高市首相。大変な責任である。
主が日本を忘れず、この時期、首相の言動を支配し、国によい結果をもたらすことだけをする、言うように導いてくださるよう、祈る。
また、世界的な石油問題にブレーキをかけ、世界経済、また農業に、深刻な影響が及ばないうちに解決してくださるように。日本を覚えてくださるように。
