アメリカは3月13日(金)、ペルシャ湾の奥深くにあるイランの石油輸出拠点、ハーグ島の軍事施設を攻撃したと発表した。
ハーグ島は、ニューヨーク、マンハッタンの3分の1ほどの非常に小さな島で、水深が浅いペルシャ湾の中で、タンカーが停泊できるほどの深さを周辺に持つ。
このため、イランから出荷される原油の90%がこの港を通過する。文字通りハブ港である。
今イランから原油を購入しているのは、ほとんどが中国で、イランはその売上による資金に依存しているとみられている。し

たがって、ハーグ島を攻撃することで、イランは、主要な経済源を失うことになるとともに、中国にも影響が及ぶことになる。
www.nytimes.com/live/2026/03/14/world/iran-war-trump-oil-israel
トランプ大統領は、イランがホルムズ海峡を解放しないなら、このイランの心臓ともいえるカーグ島を攻撃すると脅迫していたのであった。
さらに、WSJやABCなど米メディアは、カーグ島を攻撃した後、上陸が可能な戦艦USSトリポリと、水陸両方アメリカ軍海兵隊(MEU)2200人が追加で派遣されたと報じており、カーグ島に上陸させる可能性も出ている。ない、この追加部隊は、日本(沖縄)に配備されていた軍隊である。
しかし、その脅しでイランが、ホルムズ海峡を開放するはずがない。この後、イランは、イラクの首都バグダッドのアメリカ大使館を、ミサイルで攻撃した。

また、イランは、アメリカのカーグ島の攻撃について、超えてはならない一線を超えたとして、報復として、14日(土)、UAEの主要な石油輸出港であるフジャーラを攻撃した。
この港はホルムズ海峡を通らずに原油を送り出せる貴重な港である。攻撃の後、港は閉鎖されているとのこと。
イランはこの他の湾岸諸国各地の石油施設への攻撃
も示唆している。
こうした中、アメリカは、IRGCの高官ら約10人に対し、マジタバ師に関する情報提供をしたら、最大1000万ドル(約16億円)の報奨金を出すと伝えたとのこと。アメリカも必死の様相である。
石のひとりごと
破壊の応酬で、重要なインフラが破壊され、人命とともに莫大な資金も失われていく。世界では、原油や肥料などの供給が阻害され、エネルギー不足、世界経済への影響がいよいよ現実になりつつある。
愚かとしか言いようがない。しかし、もはや止めようもなく、イランとの戦争は、拡大と深まりを見せている。
こうした中、あのハマスが、イランに近隣諸国への攻撃はやめて、イスラエル攻撃に戻るよう伝えたとのこと。
このことからも、今イランを牛耳っているのは、イスラム最高指導者マジタバ師ではなく、IRGCではないかとも疑うところである。
主がこの狂ったような異常事態に早く終止符を打ってくださるように祈る。
