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イスラエルはイラン政権とIRGCを攻撃:イランからはクラスター爆弾

イスラエルは、イラン、特にテヘランとその周辺のイラン政権インフラや、IRGCを標的にした攻撃を続けている。
3月11日(水)、テヘランからは、イスラエルが検問所へのドローン攻撃を行い、イランのIRGCバシジ民兵部隊が、10人が死亡した。
空爆ではなくドローン攻撃は、驚きであったようである。
イランからは、「この攻撃はモサドと君主主義者(アメリカ)が、イランにテロリストを送り込もうとする作戦だ。こんなものは成功しない」といった声が出ている。
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こうした中、イランからイスラエルへの弾道ミサイルの波は、今も続いており、サイレンは、日夜なり続けている。イランからのミサイルはその半数がクラスター弾だったと発表された。
クラスター爆弾は、弾道ミサイル(15―20メートル)で、その弾頭に、小さいミサイル(弾薬2.5キロ)50―100発が仕込まれており、これが散らばって、広範囲に着弾し、爆発する爆弾である。その際の破片は数百メートルに飛び散るという。
このような中だが、着弾の被害や負傷者は出てはいるが、軽傷だけですんでいるのか、昨日から、大きな被害の報道は出ていない。
サイレンの日々の下にいるイスラエル人たち:シェルターがない人も
イランからの弾道ミサイル、ヒズボラからのロケット弾に、サイレンは、全国的に、またイスラム教にとっても聖地であり、攻撃を避ける傾向にあるエルサレムでも、サイレンは頻繁に鳴っている。
サイレンが鳴るたびに人々は、行動を余儀なくされ、神経も疲れ切っている。いつ夜なのか昼なのか。寝たのか寝なかったのかわからないと言っている人もいた。

シェルター、つまり強化されたルームは、アパートなどでは地下にある。一軒家や、高層アパートでも裕福な人は、自宅の一室を強化シェルターにしており、その部屋に入ればよい。
しかし、テルアビブにいるホームレスや貧しい人々は、町にある公共シェルターに駆け込むことになるが、その数は十分でないという。
また、ネゲブ砂漠のベドウィンの多くは、シェルターがなく、サイレンがなっても逃げる場所がない。ベドウィンでシェルターにアクセスがある人は35%にとどまっている。
イスラエル人からイラン人へメッセージ
このような日々の中で、イランにも行ったことがあるイスラエル人の友人が、FBで、イラン人たちに対してこんなメッセージを投稿していた。
「イランの皆さん。私は、イスラエルに住んでいます。ロケット弾が続く毎日です。今のイラン政権は、クラスター爆弾まで使っています。私は、この残虐な政権が打倒され、皆さんが解放されるまで、どれほど時間がかかっても、耐え抜く覚悟です。
私はイランにしばらく住む経験という特権を与えられました。以来、イランにあこがれています。なんと素晴らしい人々、素晴らしい国でしょう!イスラエル人である私が、行ける日が来たら、すぐにもイランに行きます。どうか強くあってください」
こういう考え方をするイスラエル人は、この人だけではない。これだけの攻撃を受けても、イスラエル人は、政権と市民を分けて考えている人がほとんどである。
石のひとりごと
次の記事でも述べるが、今イランやヒズボラからの攻撃を受けているイスラエル人は、今回は、イランは倒すしかないと心を決めているという声がほとんどである。負ける選択肢はなく、今回で全てを終わらせなければならないということを皆が理解しているということである。
また国としてのイラン、その人々に怒りはもっておらず、政権にのみである。それもあって、イランの人々のためにもこの戦いは勝利しなければならないと考えていると思う。
日本で考えられているイスラエルと、実際のイスラエルのイメージは、相当違っているように思う。
