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イランが湾岸諸国・中東への攻撃継続
1)サウジアラビアと湾岸諸国攻撃
3月6日(金)から、イスラエルとアメリカの激しい攻撃を受けているイランは、イスラエルだけでなく、湾岸諸国の米軍や石油施設への攻撃を激化させている。
サウジアラビアでは、これまでから、米空軍基地と石油施設へのミサイルとドローンによる攻撃が繰り返されてきたが、イランは、サウジアラビアのプリンス・スルタン空軍基地も攻撃対象とした。ドローンによる、原油施設への攻撃も続いている。
今の所迎撃できているが、サウジアラビアの外相は、「イランは、読み違えるべきでない」と、警告する声明を出した。
イランのペゼシュキアン大統領は、アラブ諸国への攻撃を謝罪し、それらの国々からの直接の攻撃がない限り、イランからの攻撃はないと語った。
www.ynetnews.com/article/hjsih8ft11x#autoplay
しかしその後、ドバイでは、その国際空港にイランのミサイルが着弾。バーレーン、UAEでも攻撃が報告されている。以下はドバイの空港が攻撃される様子
Another Iranian attack drone hit Dubai International Airport, barely missing Concourse A. pic.twitter.com/axvNdrXUFn
— OSINTtechnical (@Osinttechnical) March 7, 2026
イランは、戦争が始まって以来、イスラエルと湾岸諸国の米軍基地や石油施設への攻撃を続けてきた。
また、ホルムズ海峡を封鎖し、多くのタンカーや物流の通過を阻止して、世界経済、物流に深刻な影響を与えている。
先にアメリカ船籍のタンカーが攻撃されたが、日本関係のタンカーもミサイルの破片か何かで被害を受けた。アメリカは、護衛を検討しているところ、イランがホルムズ海峡に地雷ならぬ機雷を設置する懸念も出ている。
こうした中、湾岸諸国が保持する迎撃ミサイルにはかなり限りがあることが問題になり始めている。もし枯渇したら、イランの攻撃による石油施設の破壊が進み、全世界のエネルギー供給に大きな打撃となってしまう。想像もつかない事態である。
湾岸諸国からは、だいたい、イスラエルとアメリカが、イランを攻撃する前に連絡がなかったことから、十分な準備ができなかったとの苦情が出始めている。
www.timesofisrael.com/liveblog-march-07-2026/
2)トルコとアゼルバイジャンへの攻撃
イランの攻撃は、湾岸諸国だけでなく、先に攻撃されたトルコに続いて、その隣国で、イランと国境を接するアゼルバイジャンにも及んだ。
アゼルバイジャンへの攻撃は、5日(木)、イランからのドローンが、1機が空港に、1機は学校付近に着弾した。建物が被害を受けたほか、爆風で4人が負傷した。
アゼルバイジャン外務省は、イラン大使に、テロ攻撃は容認できないと断固とした抗議を表明した。
www.nikkei.com/article/DGXZQOCB05AW30V00C26A3000000/
またアゼルバイジャン政府は、首都バクーのイスラエル大使館や、シナゴーグ、ユダヤ人コミュニティに対するテロを未然に防いだとも発表している。
www.timesofisrael.com/azerbaijan-says-it-foiled-iranian-terror-attacks-on-synagogue-israeli-embassy/
サウジアラビアがイランと外交的努力か
イランの攻撃が湾岸諸国から、中東にまで拡大する中、サウジアラビアは、緊張緩和に向けて、イランとの外交的努力に乗り出しているとの情報がある。Times of Israelの記事によれば、複数の地域の国や、ヨーロッパ諸国もこれを支援しているとのこと。
しかし、今のところ、イランがこれに応じる様子はないとのこと。
www.timesofisrael.com/saudi-arabia-said-to-intensify-talks-with-iran-to-defuse-mideast-war/
