イランのミサイル発射率86%減とアメリカ発表:イスラエルで活動制限が一部解除・ベン・グリオン空港も着陸開始 2026.3.5

An Israeli couple arrives at Tel Aviv’s Ben Gurion Airport on first repatriation flights on March 5, 2026. (Courtesy of the Israel Airports Authority)

イラン国内のミサイル発射地を、大胆に破壊しているせいか、イスラエルに飛来するミサイルは減少傾向にある。まだ時々サイレンは鳴るが、大量のミサイルが、一気に飛んでくるような事態にはなっていない。(まだ油断は禁物だが)

www.timesofisrael.com/liveblog_entry/no-injuries-reported-in-more-concurrent-iran-lebanon-barrages-missile-fragments-said-to-land-in-jerusalem-area/

こうした中、イスラエルでは、市民活動の制限を解除する動きが出ている。予定としては、5日正午より、シェルターが近くにある場合は、50人までの集会は許可される。

この条件であれば、職場への出社も許可される。ただし学校など教育機関は今も停止のままとのこと。

イランとの戦争が始まったこの週末から、活動制限が開始されていたが、財務省によると、社会が閉鎖されることの経済損失は、1週間につき30億ドルと試算されている。

ベン・グリオン空港は、2月29日(土)から閉鎖されていた。海外で帰国できなくなっているイスラエル人は、10万人と推測されている。

このため、ミサイルが減っていることもあり、3月4日(夜)から、ベン・グリオン空港への帰国便を限定的に再開することを承認した。

今のところ、帰国するイスラエル人のみが対象で、エルアル航空、アルキア、イスラエアが担当する。

最初の24時間は、約200人が乗る旅客機が、ミラノ、トビリシ、ブダペスト、ラルナカ、パリ、ロンドン、ジュネーブ、ミュンヘンから、1時間に1機の割で着陸し、数は徐々に増やされ、今週金曜までには、1万人が帰国するするみこみである。アルキア航空は、渦中にあるドバイからの帰国便も出す予定である。出発便は、3月8日8日(日)から開始予定となっている。

以下は、3月5日に最初に到着した便とその乗客の様子

なお、空港は、ミサイルに狙われる可能性が高いため、帰国した人はできるだけ早く、空港から出るように指示されている。

www.timesofisrael.com/first-repatriation-flights-to-tel-aviv-set-to-arrive-as-airspace-partially-reopens/

こうした飛行機が、すべて守られ、イスラエルへの帰国希望者が、全員が無事に帰宅できるよう、とりなしが必要である。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。