シリアがレバノンとの国境に部隊配備・シリアへ戻るシリア難民たち 2026.3.4

Syrian forces sent to face Kurdish-led militias have moved to the border with Lebanon. AFP

ヒズボラが、ハメネイ師暗殺に怒りを表明し、イスラエルを攻撃して、イスラエルが反撃。戦火が拡大する中、シリアとレバノンの治安関係者によると、シリアが、レバノンとの国境の警備を強化するため、ロケット部隊と数千人規模の軍を配備した。

シリアは、2月からレバノンとの国境を始めていたが、それを増強した形である。目的は武器や麻薬がシリアに入ることを阻止することに加え、イランを背後にしたヒズボラや、その他の武装組織がシリアに入ってこないようにするためと主張している。

シリアは、イランとの戦争に関わるつもりはないと強調。近隣諸国とは、バランスのとれた関係を維持したいと考えていると表明している。

レバノンとの国境に、ロケット攻撃部隊を含むシリア軍が駐留していることについて、レバノン側は、シリアが、ヒズボラの攻撃に備えるためのものであると認めている。

www.timesofisrael.com/syria-sends-thousands-of-troops-to-border-with-lebanon-officials-say/

レバノン全土で、ヒズボラとイスラエルの戦闘が激化していることから、レバノン国境では、レバノンからシリアに戻ろうとするシリア市民で混み合っている。

かつて、シリアが内戦の際、大勢のシリア難民がレバノンへ避難したが、今はその逆ということである。

www.reuters.com/business/aerospace-defense/syria-sends-thousands-troops-lebanon-border-sources-say-2026-03-03/

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。