イラン危機2日目:イラン報復宣言・湾岸諸国と英軍駐留のキプロス島も攻撃・イスラエルもまた攻撃 2026.3.1 (日本時間21:00)

昨日2月28日(土)のイスラエルとアメリカの奇襲攻撃で、イラン・イスラム最高指導者ハメネイ師が死亡。イスラエル軍は、政府・軍高官も40人が死亡したと発表している。

以下はアメリカ軍が発表した攻撃の様子

イスラエル軍も今回のイラン攻撃は、全く本気の様相で、戦争が始まってから28日夜だけで、イスラエルから出動した戦闘機は、史上最大の200機。500か所を攻撃していた。投下した爆弾は1200発と発表した。

BBCによると、イラン31州のうち、24州で攻撃が確認されており、死者は、201人。このうち、108人は、南部女子学校の生徒と報じられている。

これを受けて、イランは、中東のアメリカ軍基地とイスラエルへのこれまでで最も破壊的な攻撃による報復を宣言。湾岸署国の米軍基地などへの一連の攻撃、イスラエルへの攻撃を行った。

湾岸諸国へのミサイルやドローンによる攻撃は、UAEのドバイ、カタールの首都ドーハ、バーレーン、クェートの米軍基地だけでなく、空港やホテル、ビジネスエリアでも確認されている。これまでの死者は、ドバイで女性が1人となっている。

これらの国々では、飛行機が止まっているために、足止めになっている人々であふれかえっている。

イスラエルへのミサイル攻撃もイスラエル中部、北部、時にエルサレムや西岸地区も含め、1時間おきぐらいに発生している。

エルサレムのメシアニックの教会では、軍の指示に従い、28日(土)の礼拝はキャンセルしていた。

その28日(土)夜、テルアビブでは、市街地にミサイルが着弾して甚大な被害とともに、女性が1人死亡した。

 

これを受けて、3月1日午前10時15分(日本時間5時15分)、イスラエル軍が再度イランへの一連の攻撃を実施。テヘランの特に政府関連施設、弾道ミサイル施設、防空システムへの激しい攻撃を実施した。

www.jpost.com/israel-news/defense-news/article-888344

その後、イランは、キプロス島を攻撃したとの報告が入っている。キプロス島には、数千人のイギリス軍が駐留している。英軍に被害はなく、今の所、イランがキプロス島の英軍を狙ったかどうかは不明だとされている。

しかし、イランがバーレンの米軍基地を攻撃した際、そこからわずか数百ヤードのところにいたイギリス軍もあやうく被災するところだった。イランが中東各地へ攻撃する中、イスラエルとアメリカ以外の国も巻き込んでいく可能性も懸念されている。

www.jpost.com/international/article-888356

中東での戦争が激しくなるにつれ、ホルムズ海峡の通過が難しくなっており、事実上、商船の通貨が停まっている。

日本が輸入する石油の90%は、ホルムズ海峡を通って、日本に運ばれてくるため、戦闘が長引くことによる、深刻な影響が懸念されている。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。