目次
アメリカとイランの2回目交渉終了:両者の水は深いまま
2月17日(火)、スイスのジュネーブでイランとアメリカの2回目の間接交渉が行われた。交渉は数時間で終わった。
これに先立ち、イランのアラグチ外相は、IAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長と会談していた。イランは、昨年6月にイスラエルとアメリカに攻撃されて以来、IAEAの査察を拒否していた。
今回はそれ以来となるイランとIAEAの接点である。イランは、核問題についてはなんらかの譲歩を見せているといえるかもしれない。
エルサレムポストによると、イランは、2週間以内に、アメリカとの溝を埋めるための方策を提示すると述べ、3回目の交渉に持ち込む構えを見せている。しかし、3回目の日程はまだ決まっていない。
www.jpost.com/middle-east/iran-news/article-887013
エルサレムポストは、この「2週間」という期間から、昨年6月にイスラエルとアメリカがイランを攻撃する前に行っていた交渉の中で、トランプ大統領が「2週間」と区切っていたことから、今回も同じような様相だと指摘。戦闘は避けられないとの悲観的な見方を報じている。
mtolive.net/重要:アメリカが中東から大使館撤退開始:ここ/
バンス米副大統領は、交渉で、何らかの進展はあったと認めつつも、イランが、基本的にトランプ大統領のレッドライン(核開発能力停止と弾道ミサイル製造制限など)を受け入れないため、両者の間の隔たりは、まだ深いいと語った。
交渉中イランがホルムズ海峡を一時閉鎖:実弾で軍事訓練実施
ジュネーブで交渉が行われた16日(火)、イランは、宣言した後ホルムズ海峡を数時間閉鎖。その間に、ホルムズ海峡で、実弾も使った軍事訓練を行った。
イランが、ホルムズ海峡を閉鎖するのは、1980年代のイラン・イラク戦争の時以来である。
ホルムズ海峡は、イランとUAEの間で、約33キロしかない、非常に狭い海峡である。
しかし、世界の運輸の20%が通過する。ホルムズ海峡の閉鎖と軍事演習は、アメリカがイランを攻撃したら、世界経済にも大きな影響が出ると警告した形だと見られている。
米軍は戦闘機50機を準備
一方、米メディア・アクシオスによると、アメリカは、交渉が行われていた日に、戦闘機F16, F22、F35など50機以上を、中東へと移動させた。中東にはすでに空母2隻が配備されている。
#USAF United States Air Force – Middle East Activity (Coronet)
17 February – 1129zThere are currently 36x F-16s and 12x F-22s on the move, or about to depart towards the Middle East. 12x F-16s each from Aviano and Spangdahlem in Europe, and 12x from McEntire Joint National… t.co/5OsSSHZVp3 pic.twitter.com/eZGqbqvnyg
— Armchair Admiral 🇬🇧 (@ArmchairAdml) February 17, 2026
www.jpost.com/middle-east/iran-news/article-886998
石のひとりごと
昨年6月のイランとの戦争では、イスラエルにも死者が多数出た。今回は、そうならないように全力を尽くすと思われるが、今回は前回よりも相当規模は大きくなりそうでもある。どうなるのか、想像もつかない。。。
