バンス米副大統領がアルメニアとアゼルバイジャン訪問:イランに打撃?2026.2.16

U.S. Vice President JD Vance and Armenia's Prime Minister Nikol Pashinyan shake hands, as they attend a joint press conference, in Yerevan, Armenia, February 9, 2026. (Photo: Vahram Baghdasaryan/Photolure via Reuters)

アメリカのバンス副大統領が、2月10日(火)、アルメニアとアゼルバイジャンを公式訪問した。

この2国は、ロシア南部、トルコ、イランと接する位置にあり、戦略的に非常に重要な地域に位置している。その地域に、アメリカの副大統領ほどの高官が足を置いたということで、戦略上、大きな意義があると分析されている。

アルメニアのパニシャン大統領と、アゼルバイジャンのアリエフ大統領は、2025年8月にホワイトハウスを訪問。

アメリカと和平合意を結んで、中東アジアとヨーロッパを、中東を通らずにつなぐ商業回廊(約42キロ)を立ち上げることで合意している。「TRIPP(Trump Rout Four Peace and Prosperity)」と自分の名前をしっかりつけている。

今回、バンス副大統領は、アルメニアでは、キリスト教との深い関係を確認し、アルメニアの虐殺博物館屁も足を運んだ。その後、パニシャン首相と会談。AI,半導体、エネルギーの安全保障などの覚書に署名した。これは、アメリカからの40億ドルの投資と同時で署名されたとのこと。

その後、バンス副大統領は、アゼルバイジャンに移動し、アリエフ大統領直々の歓迎を受けた。アゼルバジャンは、3万人のユダヤ人がいる。イスラエルと経済、軍事力においてもパートナー的な国である。

アメリカとアゼルバイジャンの関係が強固になることは、イスラエルにとっても有益とみられている。逆に、ロシアとイランにとっては、大きな障害になるとの分析もある。

allisraelnews.com/vance-visit-to-armenia-azerbaijan-a-win-for-israel-blow-to-iran-russia

www.jpost.com/international/article-886234

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。