ガザ北部衝突でイスラエルの予備役兵負傷:イスラエル軍反撃で少なくとも9人死亡 2026.2.4

IDF troops operate at a cemetery in Gaza City during a search for the body of Master Sgt. Ran Gvili, in a handout photo issued on January 27, 2026. (Israel Defense Forces)

ガザ北部イエローライン内部で衝突:IDF兵士重傷・反撃で9人死亡

2月4日深夜、ガザ北部、イエローラインよりイスラエル軍よりの地域で、多数のパレスチナ人戦闘員が出て来て、駐留するイスラエル軍に向かって発砲した。

これに予備役兵1人が重傷となり、病院に搬送された。

www.timesofisrael.com/liveblog_entry/troops-come-under-fire-in-north-gaza-reservist-seriously-wounded-idf-responds-with-strikes/

イスラエル軍は、銃撃と戦車による発砲で反撃した。また北部ガザ市、南部ハンユニスへの空爆も行った。ハマスによると、これにより、少なくとも9人が死亡。2人は、12才と16才の少年。5ヶ月の乳児が含まれていると主張している。

www.timesofisrael.com/liveblog_entry/at-least-9-reported-dead-in-idf-strikes-in-gaza-including-3-children-after-gunfire-on-troops/

ガザの深い闇について

トランプ大統領は、ガザの刷新ができると言っているが、実際は、そう甘くなさそうである。ハマスは、今も人道支援のかなりの部分を支配している。イスラエルは、「国境なき医師団」のガザでの活動を停止すると発表し、問題になっている。

www.timesofisrael.com/doctors-without-borders-warns-halting-its-work-will-be-catastrophic-for-gazans/

また、これからガザを管理する予定の、パレスチナ人官民によるガザ行政委員会(NCAG)は、新しい独自のロゴマークを、急にパレスチナ自治政府のシンボルに変更した。(写真上・下が予定のロゴ)

イスラエルは、ガザ復興にパレスチナ自治政府の関与を拒否しているため、この動きに反発を表明した。

イスラエルの反発を受けて、NCAGは再度、ロゴを変更する可能性を表明したが、同時に決定権は、NCAGにあるとも述べ、パレスチナ人の真の権利と自治権を確保するよう努めると述べた。

www.timesofisrael.com/israel-pans-gaza-technocratic-committees-change-of-logo-to-pa-imagery/

ハマスは、このNCAGとも関わる動きを見せている。ガザの闇はまだまだ続いている気配である。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。