エルサレムには、City of Davidとよばれ、ダビデの宮殿やシロアムの池など、聖書を証明する重要な発掘地域がある。
イスラエルの考古学庁は、ここで、シロアムの池から、神殿に続く階段、約600メートルの発掘を続けていた。
数年前までは、発掘された階段道を途中まで歩き、そこから地下の下水道を歩いて神殿まで歩くという形であった。しかし、20年立って、発掘がようやく終わり、階段道だけで、神殿まで行くことができるようになった。
この階段は、約2000年前の紀元初頭に、当時ローマ帝国でピラト提督の監督下で、ヘロデ大王が、神殿までの巡礼道として完成させたものと言われている。
神殿に続く道、言い換えれば神に続く道である。この階段道は、過越の祭りなど、ユダヤ教の例祭のたびに数百万人とみられるユダヤ人巡礼者たちが、喜びながら歩いた道である。イエスや弟子たち、またパウロも歩いた可能性が高い。
この階段道は、ユダヤ人だけでなく、クリスチャンで聖書を信じる者すべてにとっても、非常に重要であり、そこを歩くことは非常に感慨深いことである。
2019年には、在イスラエル米大使のフリードマン氏が、階段道の壁を破る式典に参加していたほか、昨年9月についに開通したという式典には、アメリカのルビオ国務長官も参加していた。
その後、今年1月20日に、この階段道は、いよいよ一般公開され、ユダヤ人だけでなく、クリスチャンや、だれでも、訪問できるようになった。長年、待たれていた瞬間だった。
cityofdavid.org.il/en/product/pilgrimage-road-guided-tour/?
以下のTimes of Israelの記事では、プロテスタントのクリスチャンたちが、この階段道にきて、感動を次のように語っていると伝えられている。
「新約聖書のすべてはユダヤ人から来ている。私たちはユダヤ人を愛し、イスラエル国家を愛している。そして、ここにいられることはとても嬉しいこと。」
神殿の丘をユダヤ人だけの聖地とするのではなく、キリスト教徒にも、だれにでも自由に開放しているところが、イスラエルだと思う。
聖書には次のようなか書がある。これも終わりの時に近づいた一つだろうか。
終わりの日に、主の家の山は、山々の頂に堅く立ち、丘々よりもそびえ立ち、すべての国々がそこに流れて来る。
3 多くの民が来て言う。「さあ、主の山、ヤコブの神の家に上ろう。主はご自分の道を、私たちに教えてくださる。私たちはその小道を歩もう。」それは、シオンからみおしえが出、エルサレムから主のことばが出るからだ。(イザヤ書2:2-3)
