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ガザ停戦後に400人以上死亡とハマス
アメリカは、昨年末までにガザでの第二段階を開始する予定だった。しかし、イスラエルはじめ、関係諸国との合意に至ることができず、延期としている。
昨年10月に停戦になってからも、ガザ内部のイエローラインより東に駐留するイスラエル軍と、ハマスとの衝突は絶えなかった。
最近では、6日に、ガザ北部でハマスがイスラエル軍に発砲したことを受けて、イスラエル軍がガザ市を空爆し、パレスチナ人2人が死亡した。
イスラエル軍は、ハマスの上官だったと主張しているが、メディアからはガザ市民の負傷者の様子が報じられている。ハマスは、停戦以来、400人以上が死亡したと主張している。
مشاهد لنقل جرحى؛ جرّاء قصف طيران الاحتلال منزلًا لعائلة "علوان" في حي التفاح، شرق مدينة غزة. pic.twitter.com/SWWs3ENcxR
— شبكة قدس الإخبارية (@qudsn) January 7, 2026
ガザ第二段階へ移行急ぐアメリカ:イスラエルとはまだ不一致あり
こうした中、アメリカは、停戦の次の段階である第二段階を、早く開始するよう圧力をかけている。まずガザに派遣する予定の国際安定化軍(ISF)に関して、エジプト、カタール、そしてトルコと交渉を進めている。国際社会からは、UAE、イギリス、イタリア、ドイツも協力する予定の国々に入っている。
これには、インドネシアとアゼルバイジャンも加わる予定だったが、アゼルバイジャンは、これを否定する発表し、物議になっていた。

また、アメリカは、第二段階で発足させる、パレスチナ民間人によるガザの管理体制についても準備を進めている。まず中間執行委員会を立ち上げる予定で、クシュナー大統領顧問、ウィトコフ特使、元英首相のトニー・ブレア氏が参加する見込みとのこと。
この委員会とパレスチナ民間人委員会との連絡役は、元国連中東特使のニコライ・ムラデノフ氏が担当する。
パレスチナ自治政府は、この委員会に加入を求めているが、イスラエルがこれを強く拒否しているためか、今のところ、加盟の名前は挙がっていないが、委員会メンバーの一人は、自治政府高官になる予定とのこと。
こうした中、イスラエルは、トランプ大統領に頭が上がらないこともあり、第二段階に向けて、ラファ検問所を解放し、ガザへの出入り(双方向)を可能にする準備を進めている。
しかし、それは、あくまでも、今もまだ返還されていない、人質ラン・グヴィル軍曹の遺体が返還されることを条件とする姿勢は変えていない。
Times of Israelによると、1月7日(水)、ハマスと赤十字が、グヴィル軍曹の遺体の捜索を再開していると伝えている。
🎥_ كتائب القسام، برفقة فرق الصليب الأحمر، تستأنف عمليات البحث عن جثة آخر أسير إسرائيلي في حي الزيتون بقطاع غزة، وذلك ضمن إطار اتفاق وقف إطلاق النار وتبادل الأسرى. pic.twitter.com/X5yOC6SxPJ
— عربي بوست (@arabic_post) January 7, 2026
しかし、トランプ大統領は、ラン・グヴィル軍曹の遺体が戻らなくても、またハマスの完全な武装解除も条件にしないままで、第二段階に入る可能性が高いとみられている。
