シドニーでの銃撃テロでは、非武装ながら、勇敢に、テロリストの1人、サジドに後ろから飛びかかって取り押さえ、自分も撃たれて負傷し、今も病院にいる人がいる。
シリア生まれのイスラム教徒で、2児の父親、果実店経営のアフマド・アル・アフマドさん(43)である。
ネタニヤフ首相、オーストラリアのアルバネーゼ首相が賞賛した他、世界中で大絶賛となった。
Times 誌は、さっそくアフマドさんを表紙にしたほどである。
その後、アフマドさんのために、GoFundMeというクラウドファンディングでの献金が呼びかけられた。
まずユダヤ人の億万長者ビル・アクマン氏が、6万6000ドル(約1000万円)を献金し、人々にも献金を呼びかけた。
これに3万4000人が応じ、合計額は初日だけで、130万ドル(約2億円)になった。
献金者の多くはユダヤ人とみられ、命と表す数字18(ハイ)に関係する金額、180ドルなどで捧げた人も少なくなかったとのこと。
石のひとりごと
世界はユダヤ人だというだけで、無差別にユダヤ人非難し、攻撃する者もいる。
しかし、ユダヤ人は、人種や宗教に関わらず、ユダヤ人を助けた人への賞賛と感謝は忘れないことを世界は知るべきである。
