クリスマスといえば、イエスが生まれた町、ベツレヘムである。ガザでの戦争に加え、西岸地区でも衝突が絶えなかったこともあり、過去2年の間、町を上げての盛大なクリスマスの祝賀は、行われなかった。
しかし、今、ガザが停戦になっていることを受けて、2年ぶりに、キリスト降誕教会前広場に、大きなクリスマスツリーが設置され、12月6日(土)、点灯式が行われた。
広場は、数千人の人々でいっぱいだった。西岸地区だけでなく、イスラエルからや、世界各国からも訪問客がいたとのこと。停戦になってから、海外からの観光客もゆっくりだが、戻ってきているのである。
ベツレヘムは観光で持っている町である。コロナで大打撃を受け、2022年に、いったん回復したが、2023年10月7日で再び大打撃となった。
この2年間の打撃は、コロナ以上だったという。ベツレヘムでの失業率は、14%から65%で、住民4000人が町を出たとのこと。
ツリーの点灯は、文字通り、ベツレヘムの人々の希望となっている。
www.timesofisrael.com/christmas-festivities-return-to-bethlehem-after-2-years-of-war-in-gaza/
